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AI天窓制御のフィールドテストがテスター(西内さん)のハウスで始まりました。プロトタイプですが、その威力が期待通りでしたのでご紹介します。   実証区、対象区共:軒高3.6m・間口7m×46m SRH型4連棟 
 
【令和4年4月19日】AIモードと通常モードの比較
この日は、晴れたり曇ったりしたうえに午後からは風も少し吹いたので、天窓制御の難易度が相当高いと言えます。
西内さんは、温度ではなく軽く日射補正した蒸し暑さで天窓を制御しています。

・目標値は不快指数で81DI
・グラフの線は緑 軸は右側
・天窓開度はオレンジ 軸は右端

グラフ1 実証区:AIモード

現在の外気象、ハウス内環境から目標の不快指数になるようにAIが推奨天窓開度を決定して制御してます。
  • AIモード
  •  
     

グラフ2 対象区:通常モード

現在の外気象、ハウス内環境から従来の補正制御で天窓開度を決定して制御してます。
  • 通常モード
AIモード(グラフ1)と通常モード(グラフ2)を比較すると、天窓のバタツキが劇的に抑えられていて期待通りの結果となっております。(対象区の天窓開度が全体的に大きいのは、葉面積が試験ハウスより少ないため)

9:20とか13:00頃に窓開度が細まり過ぎていますが、これはAI制御が通常モードに引き渡した状況です。また17:20以降はテスター氏がAI制御を止めて通常モードにしたために、窓がバタついています。(グラフの最下段にAIモードのON/OFFが示されています。)

 

もうすぐ、目標値(温度とか湿球温度、あるいは相対湿度・飽差etc)を入力するだけで、誰もが簡単に狙い通りの環境制御ができるようになります。

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